スマホが熱くなったときは!

豆知識

スマホを使っていて「なんか本体がすごく熱い…」と感じたことはありませんか?そのまま使い続けると、スマホが遅くなったり、電池の減りが早くなったりして困ることがあります。しかも、熱を持ちすぎるとスマホの中の部品が傷んでしまうこともあるので注意が必要です。最悪の場合、やけどのような軽いけがにつながることもあります。この記事では、スマホが熱くなる理由と、その対処法をiPhoneとAndroidに分けて、初心者にもわかりやすく紹介します。毎日使うスマホだからこそ、ちょっとした気づかいで長持ちさせましょう!

スマホが熱くなる主な理由

スマホが熱くなるのにはいろんな原因があります。どんなときに熱くなりやすいのか、思い当たることがないかチェックしてみましょう。

  • 長い時間スマホを使っている(動画を見たり、ゲームをしたり)
  • アプリをいくつも同時に使っている
  • 通信量の多い操作をしている(大きなファイルのダウンロードや長時間の動画配信など)
  • 暑い場所で使っている(直射日光の下など)
  • 充電しながらスマホを使っている
  • 電池(バッテリー)が古くなってきている
  • カメラを長時間使い続けている(特に動画撮影時)
  • テザリングやBluetoothをずっとオンにしている

スマホは、小さなパソコンのようなものなので、負担が大きくなると熱を持ちやすくなります。まずは、何が原因で熱くなっているのかを確認して、それに合った対応を考えることが大事です。

iPhoneが熱くなったときの見直しポイント

iPhoneを使っていて本体が熱くなっているときは、次のようなことをチェックしてみましょう。設定をちょっと変えるだけでも、熱くなりにくくなることがあります。

アプリのバックグラウンド更新を止める

「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド更新」で、使っていないアプリの自動更新をオフにしてみましょう。裏で動き続けるアプリが多いと、スマホの負担になります。

位置情報の使い方を見直す

「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」で、常に位置を追っているアプリがないかを確認します。あまり使わないアプリは「使用中のみ」にすると負担が減ります。

iOSを最新にアップデートする

「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で、最新のiOSにアップデートしましょう。古いバージョンだと、不具合が起きてスマホに余計な負荷がかかることがあります。

重いアプリをいったん閉じる

ゲームや動画アプリなど、処理が重いアプリをずっと使っていると、本体が熱くなります。いったん閉じて、少し時間を置くことも効果的です。

Androidが熱くなったときの見直しポイント

Androidスマホも熱を持つことがあります。以下のような設定を見直すと、発熱を防ぎやすくなります。

よく使うアプリをチェックする

「設定」→「バッテリー」や「端末の管理」から、どのアプリが電池やCPUを多く使っているか確認できます。負荷の大きいアプリを閉じたり、使う時間を短くしたりすることがポイントです。

ウィジェットや動く壁紙を減らす

スマホのホーム画面に情報を表示するウィジェットや、アニメーションがある壁紙は、見た目はよくても処理が増えて熱の原因になります。シンプルな画面構成にすると発熱が減ります。

OSやアプリを最新にする

「設定」→「システム」→「システムアップデート」から、Android OSの更新があるか確認しましょう。古いバージョンは動作が不安定になり、余計に熱が出ることがあります。

不要な機能をオフにする

BluetoothやGPS、テザリングなどを常にオンにしていると、知らないうちに電力を消費して熱を持ちます。使っていないときはオフにしましょう。

スマホを冷やすときに注意したいこと

スマホが熱いとき、すぐに冷やしたくなりますが、やり方を間違えると逆にスマホを傷めてしまうことがあります。次のことに注意しましょう。

  • 冷蔵庫に入れるのはNG!急激な冷えで内部が結露して壊れることがあります
  • 保冷剤や氷を直接あてるのもNG。水分がスマホの中に入ってしまうおそれがあります
  • 扇風機の風を当てる、日かげに置いて自然に冷ますなどが安全で効果的
  • スマホスタンドや冷却ファン付きのアクセサリを使うのもおすすめです

スマホは急な温度変化に弱いので、やさしく冷やすことが大切です。

スマホを熱くさせないためのちょっとした工夫

日頃の使い方を少し工夫するだけで、スマホが熱くなるのをかなり防ぐことができます。

  • 長時間使うときはスマホケースを外す(ケースが熱をこもらせることがある)
  • 充電しながらの使用はなるべく避ける
  • 外で使うときは直射日光に当たらない場所を選ぶ
  • 一度にたくさんのアプリを開かないようにする
  • ゲームや動画の視聴は休憩をはさみながら行う
  • 画面の明るさを必要以上に明るくしないようにする(電池の消耗と発熱を防げます)

小さな積み重ねが、スマホの寿命をのばし、安全に使うことにもつながります。

まとめ|スマホが熱いときは、無理せず対処しよう

スマホが熱くなったときは、放っておかずに今回紹介したような方法でしっかり対処しましょう。原因を知っておくことで、熱くなりにくくすることができます。iPhoneやAndroid、それぞれに合った見直しポイントを覚えておくと安心です。

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