スマホが壊れて大パニック
先日、仕事帰りに友人と居酒屋でごはんを食べていたときのこと。
その友人が突然こんな話をしてきた。
「昨日スマホ壊れて、電話帳が全部飛んじゃってさ…。
職場の絶対必要な人に、直接会いに行って電話してもらって…
今日ほんと大変だったんだよ…」
話を聞くと、スマホが突然故障して電源がつかなくなり、慌てて機種変更。
GoogleアカウントのIDとパスワードはちゃんと控えていて、
「これさえあれば電話帳は戻るはず」と思っていたのに、
バックアップを取っていなかったせいか、電話帳は空っぽのまま。
お店でもデータ移行を試してもらったけれどうまくいかず、
「これでダメならもうダメですね」と言われたらしい。
さらには「この先は有料になります」とまで。
お店の人でも解決できない?
友人は私がスマホ初期設定の仕事をしているなんて知らなかったから、
ただの愚痴として話していたんだけど、私は内心「んんん?」と首をかしげていた。
お店で見てもらったなら、私にできることなんてないよな…と思いつつも、
契約内容ややり取りを聞いていくうちに、
「…いやこれ、普通に戻るやつじゃない?」と確信。
どうやら担当した店員さんが、よくある“知識の浅い人”だったようで、
見落としていた情報があったみたい。
実際、量販店などのショップスタッフの多くは派遣社員で、
端末そのものについて深く理解している人って実はかなり少ない。
実際に私がやったこと(30秒で解決)
「Googleアカウントでは戻らなかった」という時点で
私はなんとなく「あれ、これ戻せるかも…?」と感じていた。
友人が「ずっとドコモを使っていた」と言っていたから、
ドコモユーザーの場合にありがちな「ドコモクラウド利用中だけど無自覚」のパターンかもしれないと思った。
そしてやっぱり、Google側の確認はされていたけど、
ドコモ電話帳アプリがそもそも開かれていなかった。
やったことは、
ドコモ電話帳アプリの起動→クラウドの利用開始ボタンを押す。
→電話帳は全件復活。
Android端末の「電話」や「連絡先」アプリって、
中身はGoogleじゃなくて“ドコモクラウド”から引っ張ってきてる場合もある。
この違いに気づけなかったことで、「戻らない」と思われていたデータが、
実際は30秒で見つかった。
なぜ私は気づけたのか?何が違った?
私がその場で気づけたのは、
普段からスマホを「どことどこが繋がってるか」を意識しながら設定しているからかもしれない。
スマホって便利だけど、あくまで機械。
こちらがちゃんと設定してあげないと、「できない」っていう顔をされる。
ドコモ電話帳も、起動時にちゃんと説明が出る。
でも、それを読まない人が多いし、読んでもよくわからない人もたくさんいる。
(まぁ、わかってたら困ってないし、Googleとの連携条件も理解できてたはず…)
今回はたまたま話を聞いて「これじゃないかな?」と直感で判断できただけ。
でもこの“ちょっとした視点”で、日常の困りごとってけっこう解決できたりする。
これからスマホを変える人へのアドバイス
今回の件で思ったのは、「お店の人=プロ」とは限らないってこと。
もちろん頑張ってくれる店員さんもいるけど、
中には派遣で来ていてマニュアル以上のことは知らない人もたくさんいる。
実際、「これでダメなら仕方ないですね」と言って終わらせちゃった人も、
ドコモクラウドを確認していたら、もっと早く解決していたかもしれない。
個人的には、まだカスタマーセンターの方が頼れると思う。
(全然電話は繋がらないけど……!)
そして、
今はSDカードが使えないスマホも増えてる時代。
バックアップはクラウドが安心。
でも「Googleとドコモクラウド、どっちに入ってるの?」を把握しておかないと、
いざというときに何も残らない。
お店で訊くときも、ざっくり「バックアップ」って言うと伝わらないことがあるから、
「電話帳がドコモクラウドに繋がってるか見てもらえますか?」
って具体的に聞くのがおすすめ。
ドコモのサービスだから、それなら店員さんでも確認できる。
あとは……
スマホは安くてもいいから、壊れる前に買い替える!
これ、ほんとに大事。
電源がつかない状態になってからじゃ遅いんだよね。
おわりに:ちょっとした知識が安心をくれる
今回の件みたいに、“知っていれば助かった”ことって、本当にたくさんある。
逆に、知らないだけで「詰んだ」「有料じゃないと無理」と思い込んでしまうこともある。
スマホって便利だけど、
設定やデータの扱いをちょっと間違えるだけで大きなトラブルになる機械。
でも、それもちょっとした知識や視点で回避できることがほとんど。
この記事が、
同じようなことで困っている人のヒントになったらうれしいなと思う。
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